無題
幽斎 ★ 2014/08/23(土) 11:36:12.52 ID:???.net
ごはんを冷やすだけ。「冷や飯ダイエット」のカラクリ
http://joshi-spa.jp/126109

夏のダイエット、まだまだ挽回できます。
 うだるような暑さ。代謝が上がり、自然に痩せると思いきや、
ダイエットがうまく行かずに停滞した夏を過ごしていませんか?
今からでも遅くはありません、賢い食事法を知って、無理ない減量を達成することは可能です。
 そこで今回は、夏だからこそ美味しく食べられる「冷や飯」をダイエット食材としてクローズアップ。
美味しいお米を我慢せずに痩せられたら、一石二鳥。そんなお話です。

量を減らすこともなく、何もふりかけることなく、ご飯を冷やすだけでダイエットになるなんて、
あまりに都合が良いと思いませんか? しかしこれは、ある意味、嘘のような本当の話。
秘密は、炊いたご飯を冷やすことで、米粒の中に出現する「レジスタントスターチ」にありました。
 レジスタント(Resistant)=抵抗する、スターチ(Starch)=でんぷんであり、栄養学的に解釈すると、
「消化されにくいでんぷん」。つまり、消化吸収されにくく、カロリーになりにくいということ。
この物質、本来は未熟バナナや生ジャガイモ等に多く含まれていて、「快調でんぷん」、
「善玉の糖質」とも称されるほど。食物繊維のような性質を持ち、小腸で消化吸収されずに大腸に達し、大腸を綺麗に掃除してくれます。
 また、ゆっくり消化されることで、血糖値の急激な上昇を防ぐことから、冷や飯こそ、
「夏の暑い時期に、食べやすくて太りにくいごはんメニュー」とも言えるのです。では、早速冷や飯を作ってみましょう。

冷や飯メニューを作るコツ
 炊きたてのご飯を冷やすために、以下の3つさえおさえれば、特別な技術は必要ありません。
(1)しっかり冷やすこと
レジスタントスターチが出現する温度は、4~5℃。つまりこれは、冷蔵庫の温度。
炊いたご飯の粗熱を取り、ラップをして冷蔵庫で冷やすか、急ぎの場合は、氷水でご飯をさっと洗うのが良いでしょう。

(2)再加熱はNG
せっかく冷えたご飯を再度加熱してしまうと、レジスタントスターチは普通のでんぷんに戻ってしまいます。電子レンジ等での再加熱は避けましょう。

(3)もち米はNG
米の品種によって、レジスタントスターチの量は変わってきます。お米の「硬さ」をつくる「アミロース」
の含量が多いほど、レジスタントスターチ量が多くなるため、もちもち粘り気のある品種よりも
サラサラとハリのあるものを選んでください。玄米や、タイ米等のパラパラした品種がベストですが、
日本品種の場合はコシヒカリを。もち米は効果が期待できません。

では、この冷や飯を使った、カンタンで美味しいメニューをご紹介しましょう

さらっとウマイ!「冷や汁」の作り方
「冷や汁」とは、鎌倉時代から食べられている夏の家庭料理。
宮崎県の郷土料理として有名ですが、これこそ冷や飯が大活躍するメニュー。
滋養のある「即席料理」としても優れた季節料理と言えます。作り方は簡単、
基本材料の冷ご飯、魚の干物、キュウリやナス等の夏野菜、ミョウガやシソ等の香味野菜、味噌(麦みそが美味しい)を組み合わせるだけ。
・冷や飯 茶碗2杯分
・アジの干物 1尾
・キュウリ 大1本
・ミョウガ 2本
・シソ 5枚
・コンブだし 500ml
・麦みそ 大さじ2
・すり白ゴマ 大さじ1

【作り方】
(1)コンブだしを鍋に入れて火にかける。沸騰したら火を止め、味噌を溶く。荒熱を取り、冷蔵庫で十分に冷やす。
(2)アジの干物を焼いてほぐす。キュウリは薄切りにして軽く塩もみして絞っておく。ミョウガやシソも細く切っておく。
(3)冷えた味噌汁に、干物、キュウリ、ミョウガ、シソ、白ゴマを加えて混ぜ合わせる。
冷ご飯にかけていただく。分量外の白ゴマ、柚子の皮、わさびなどを添えても良い。